春天。

春天ですねぇ。京都ですねぇ。行きますよー。 新幹線で(爆)


というのも今年のGWは4連休に集中する分、絶対に渋滞になるから前日入りがしんどい、というのがあったんで。
と言いつつ、新幹線もわざわざ500系を選んでいくのが何とも(爆)


てな訳で、朝は早いんで、サクっと予想を。


×メイショウサムソン
馬が完全に変わってしまった。以前のような「並んだら抜かせないぜ」っていう勝負根性がなくなってしまった。以前は先行して早め先頭で、並ばれたら勝負根性で粘る! というタイプだったのに、ヘタに後ろから行くのに慣れてしまい、負け癖がついてしまった感じ。去年の勝ち馬とはいえ、決して距離が伸びていい馬ではなく、敗因不明と陣営が言うって事は馬がヤル気をなくしているのはないか。


×ポップロック
前走を見ると、明らかに全盛期の頃とは勢いが違う。あのメンバーにあの位置から伸びないようでは、衰えは隠せないのだろう。(鞍上が悪いのもあるが) 元々、G2は勝ってもG1は勝てない馬と見ているので、ここも良くて4着5着くらいが関の山ではないか。


ホクトスルタン
って、菊と同じく出れれば本命、と思ったけど。で、出れたけど、前売りオッズが9.0倍の5番人気・・・ 全然穴じゃねぇ。やれやれ。やっぱし見る人は見てるのか。 ま、大記録がかかっているだけに単売れだけだとは思うが。思いたい。でもやっぱし、2着か3着かなぁ、と思ったりして。


アサクサキングス
その菊を勝った奴。ホント、ダービーの頃の貧弱なイメージはどこへやら。不得意な2000であれだけの競馬ができれば、休み明けの一叩きで充分すぎ。ステップレースのうち大阪杯が1番ハイレベルであって、そこの最先着馬が得意距離になれば、もう1着鉄板。何か変なのに穴あけられたとしたって2着。連軸なら99%って言っていいくらい。


ドリームパスポート
去年秋のゴタゴタで、どうもリズムが狂ってしまった感があるが、元々叩き良化型だし、移籍初戦のAJCCはともかく、京都記念大阪杯ともにこの馬の持ち味は発揮しているが、展開に恵まれないだけで、着差的にも全く悪くない。(京都記念は2着争いがハナ+ハナ差の4着、大阪杯も2着争いで1/2+ハナの4着)
フジキセキ産駒らしい勝負弱さ、というか万年2着3着っぽい感があるが、堅実性は随一だし、京都コースも得意だし、これといったマイナス点はない。


トウカイトリック
地味だが去年、ハナ+クビ差3着馬。長距離得意。案外人気がないが、2着3着ならある。上記印が人気になっているんで、今回一押しの穴馬かと。


アイポッパー
やっぱし長距離得意で、去年4着。その昨年春天後に長期休養で休み明け初戦こそ大敗したが叩き2戦目にしっかり変わり身を見せて2着。今回やっぱり人気がないが去年くらい走れば2着3着はあり。
ちなみに、8歳馬(旧9歳)はG1を勝っていないが、最近は高齢馬も活躍するようになってきている。事実、今年のフェブラリーで8歳馬初のG1連対(ブルーコンコルド)している。8歳だから、という理由で切るのはナンセンス。


☆アドマイヤ軍団
同一G1への4頭出し。しかも、出るだけではなく今年調子のいい連中ばかり。
ジュピタは昨年のア共と今年の阪神大章典を勝ってきている。モナークは今年になって日経新春・ダイヤモンドと連勝して日経賞でも有馬記念馬相手の3着。フジも今年初戦の中山金杯を制し京都記念でアドマイヤ軍団のエース・オーラの2着に来ている。メインは近送不振だが重賞2勝・菊3着の実績がある。


しかし!
同一G1の4頭出しは成績が良くない。あの社台軍団でさえG1での4頭出しは3着が最高だし、アドマイヤ軍団は天皇賞は3着が最高。(ただし秋だが) という事は、この4頭のうちどれかが3着になるという事か?



3着になりそうな馬が多いんで、ビシっと馬連馬単で当てたい所。
ちなみに1着になるのは、◎○のどちらかしかないと見ている。(▲△は2着まで)
データ的には、近10年で4歳8勝・5歳2勝。もうちょっと言うと、勝った8頭は全頭、前年の菊花賞に出走しており、その前年菊の成績は1着馬が3頭、2着馬が2頭、以下3着4着6着が各1頭づつ。逆に菊未出走で勝った馬は4年前のイングランディーレぐらい。(だが、5歳時で前年春天には出走している)


・・・・ま、菊成績が春天に有力なんてのは長年競馬をやっている人には充分すぎるくらいの事なのだが、ちょっと面白いデータを。
菊花賞馬が『翌年の』春天に出走した場合の成績が※1。調べるのが面倒だからG制導入以降だけど、12戦7勝。で、負けた5回は、3・4・2・2・2番人気と、1番人気になっていないのだ。もうちょっと言うと2番人気なら掲示板(下記の3着2回と5着)で、3番人気以下だと大敗(8着に16着)。
つまり『1番人気に支持された前年菊花賞馬』はG1の天皇賞春で勝率100%。(ま、1番人気じゃなくって勝ってる奴もいるけど。ミラコーとか)で、この前提が崩れるのを探すと・・・なんと75年まで遡らないと出てこないのだ。
前74年菊花賞キタノカチドキが1番人気だが2着で、勝ったのは2番人気の1歳年上イチフジイサミ。それでも2着であって、大敗というならば、更に遡った69年菊花賞馬ダテテンリュウが翌年春天の8着しかない。もう、そんな昔の事データ以外じゃわかりませんって。競馬ブームのハイセイコーより前だし(苦笑)、俺生まれてないし(爆)
でも、去年は64年ぶりに牝馬のダービー馬が出たくらいだし、38年ぶりの大事件って、あり? なんて。


※1:直近より。
不・1・不・16・1・1・8・3・3・不・不・5・不・1・1・不・1・不・不・不・不・1(シンボリルドルフ