宝塚記念のよそう

ま、予想通り、ウオッカ回避。
そりゃまぁ、年明けに海外2戦して、帰ってきて2戦だし当たり前って言えば当たり前なんだけど・・・
出る気が無いんなら、最初から出ないって言えばいいのに。


で、安田でイチオシだったディープスカイ
絶対に強いと思っていたのに、あの体たらく。正直がっかりだよ。


で、昨年のJC、今年の大阪杯安田記念と近3戦を見直してみた。
JCは後ろから行き過ぎたせいで、いい位置取りだったスクリーンヒーローに先に抜けられ、競り合ったが差しきるまで至らずにやられた。
大阪杯は、ベストの仕掛けをした同タイミングで、瞬発力に勝るドリームジャーニーに交わされ、競り合ったものの差し返すまで至らずに終わった。安田は、やや早仕掛けで抜けた所に、脚を溜めたウオッカに一気に来られた。


悪い見方をするならば、世代限定戦だった頃は相手が大した事なかったけど、古馬相手になってから通用しなくなってきている、と見られる。
しかし、この2着だった3戦とも、3着以下は離しているのであって、ただ単に「競り合いに弱い」というのがあるのかもしれない。そういや、勝ったNHKもダービーも競っておらず、離してたよな。。。


競り合いにイマイチだが勝つときは離して強いのって・・・ いた。
ビワハヤヒデ
派手な弟に比べて地味なのは否定できないが、16戦10勝、2着5回。レース中に骨折してた秋天を除くと、連対100%の安定感を誇る。こういう部分は、勝つとき派手で負けたらあっさりの弟とは大きく違うかも。(弟は21戦12勝、2着は3回と連対で言うと75%を割る)


で、ビワの場合、2着となった全5戦とも競り負けたもので、しかも相手はバラバラ。(着差:ハナ、アタマ、クビ、1/2が2回)
勝つときは着差が大きいっていうのもあったな。(1馬身以下の着差での勝利はゼロ)


翻って、ディープスカイ。デビュー当初は馬がまだだったのもあるけど・・・
勝った5レースには、ハナ差で競り勝った神戸新聞杯があるが、それ以外は着差:1・1/2、1・3/4、2・1/2、1・1/2。
逆に2着だったレースでは、着差:3/4、クビ、1/2、クビ、3/4、1/2、1・1/2と未勝利時代の1回を除き、1馬身以内での負けばっかりである。3着だった先年秋天だって、ハナ+クビだったし。


さすがにビワの域には及ばないものの、勝つときは着差をつけて勝ち、負ける時は競り負けるという特長がある。



という訳で今回のメンバーだけど・・・
確かに、この相手に負ける訳にいかんだろ、というのはある。大負けは考えにくい。軸ならばピッタリ。
だが、案外なにかに脚元をすくわれる2着の可能性も高く、1着軸にするのは危険な感じもある。なので、あえて○にしてみた。
ディープスカイ


さて、じゃあ、ディープスカイを負かす可能性がある馬だが。。。
ドリームジャーニースクリーンヒーローは1度競り負けているが同じ相手に2度は不覚をとるまい。
マイネルキッツアルナスライン春天組も怖いが、こいつらはスタミナ勝負になったレースで浮上してきたのであって、2200は微妙。だからといって、G2ハンターのカンパニーでは荷が重い。


サクラメガワンダー
強いサムソン世代、っていうのはあまり言いたくない所だが・・・
世代単位で言うならば、春天はサムソン&エリモエクスパイアのワンツー、アドマイヤジュピタ&サムソンでワンツー、今年のマイネルキッツ。宝塚はムーンとサムソンのワンツー、昨年は2着サムソン。秋天もサムソン&アグネスアークのワンツー、JCもムーン。有馬マツリダゴッホも同い年。
で、この馬自身も、明け3歳にはクラシック候補として上がっていたレベルだ。今まで戦ってきた相手が違うとは、まさにこの事である。


ただ、この馬、性格なのかは分からないが遠征がまるでダメなのである。
全7勝しているが、全て栗東から近い京都・阪神・中京の3カ所で勝ってて、関東遠征では勝ち星どころか、馬券に絡んだ事すらない。


京都・阪神・中京の成績合計は、16戦して7勝,2着2回,3着2回,4着が4回で5着が1回と、掲示板を外していない。
更に、この16戦からマイル戦を除くと、12戦(7,2,1,2)で2回の4着は昨年の金鯱&宝塚の2戦。
更に、滞在競馬となった一昨年の北海道シリーズでも2戦して両方3着。
ちなみに、関東地区遠征(中山・東京)は、8戦して4着掲示板が2回のみで
残り6戦は大きく負けている。


陣営だって、言わなくっても分かっているからこそ、ここに勝負をかけてきている。
(秋のG1は、秋天・JC・有馬と全て関東。関西圏はマイルCSかダートくらい)
こういう地の利は1番怖い。
春天に続き、また6歳馬かよ! (サムソン世代かよ!)
っていうのは、充分ありえる。


正直、それ以外でディープスカイに勝てそうなのはいない。
2頭軸でいいだろう。あとは1着2着の裏表で3着数頭に流し。スカイ1着メガワンダー3着のケースでの2着をさらっと流せばいいだろう。


で、その流しのヒモ。
マイネルキッツ
前走春天がフロックっぽく見られており、人気にならないだろう。
まして関東圏ならともかく、西では関東馬ってだけでマイナスだし。
ただ、ウオッカの回避で距離適性が長めの馬がふえた分、
案外ステイヤーっぽい馬に展開が向く可能性が多分にある。
ヒモの中では1番厚くいきたい所。


ドリームジャーニー
展開ハマれば怖い。まぁ安田の予想でも出てるけど。


△カンパニー
勝つには至らないけど、さりげなく3着とかなら充分ある。


重い印が上位人気だし、ヒモは絞っていく。
というか5頭だったらBOXで押さえも大事、かもしれない。